探偵と犯罪

探偵の仕事というと、どう定義しますか?

2007年に施行された探偵業法には、「他人の依頼を受けて、特定人の所在又は行動についての情報であって当該依頼に係るものを収集することを目的として面接による聞込み、尾行、張込みその他これらに類する方法により実地の調査を行い、その調査の結果を当該依頼者に報告する業務」と記されています。 ⇒探偵業法とは

第7条の「依頼者から調査の結果を犯罪行為や違法な差別的取扱い、その他の違法な行為のために用いない」というところがとても大事です。
最近では、2012年の「逗子ストーカー殺人事件」で探偵がストーカー本人からの依頼を受けていました。 ⇒「逗子ストーカー殺人事件」

我々探偵としては、とても恥ずべき事件というより、結果として悲惨な結末を引き起こしてしまったという、殺人者の共犯になりうる危険な仕事だと肝に銘じています。
依頼者との面談でなぜ見抜けなかったのか、また金に釣られたのか分かりませんが、探偵は人間観察のプロにならないと駄目だと思います。
我々シークレットジャパン群馬でも、「調査結果を犯罪や違法・差別行為に用いない」という内容の利用目的確認書を依頼者と取り交わしています。

探偵の仕事は、不倫・浮気などの人間の行動を監視したり、証拠を押さえて真実を明らかにしたり、警察の介入できない民事の案件(ストーカー、いじめ、DVなど)の対策を講じたり、失踪者・家出人の行方調査など、要は困っている人の人助けだと思っています。
また、当社でもそうですが、面談して悩みを聞いて助言をして、依頼者も誰かに悩みを打ち明けてスッキリしたのか、結局仕事に結びつかないケースが多々あります。自分は、心理学も少しかじったので、カウンセラーなら相談料がとれるのにと思うことが正直あります。

悩みとは、誰かに打ち明ける行動がとれたことで、8割方解決したも同然だと思います。犯罪を未然に防いだり、もしかしたら自殺者を引き留めることもできるかもしれない、大切な防波堤の役目もある仕事だと自負しています。
シークレットジャパン群馬では、電話・メール、面談での相談は無料です。
困ったことがあれば、お気軽にどうぞ!

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