年明け

2019年が明けました。
1日遅れですけど、私事ですが母の命日が一月二日なので、今日墓参りを終えて自分にとってはやっと明けた気分です。

「お年賀」でもと思い高崎駅に繰り出したら、だるま市で大変な賑わいになってました。
自分は知らなかったのですが、毎年1月6,7に100年以上続いた少林山達磨寺でのだるま市が、出店料を巡り寺と露天商側で折り合いがつかず、達磨製造協同組合も出店を取りやめ、高崎市と組んで去年から高崎駅西口で高崎だるま市が開催されるようになったとのこと。
少林山達磨寺も200年も続く元祖「だるま市」を開催するが、達磨の販売は一切無しという異常事態に陥っているらしい。

子供の頃から、当たり前のような正月の風物詩的な祭りが、何とも寂しい限りです。

自分はこういった偶像崇拝にはあまり興味は無いし、買わないようにしてるが、商業主義でただ大量に売ればよいというものではないだけに、今回の分裂は考えさせるものがありますね。

5メートルほどあるだろうか、巨大ダルマの前で順番に記念写真を撮っている家族やアベックを見ていても、微笑ましい気持ちにはなれずにすぐその場を後にしました。

探偵という仕事をしてると、仕事納めというものが無いし、仕事のきりが良いということが少ないです。調査が終わったから一段落というものでもないです。

私たちが押さえた証拠で、依頼者は長い交渉に入ります。交渉が上手くいったからといってその後の人生は、またその人次第です。

年を跨いで調査途中の案件もありますし、交渉途中の案件もあります。

「明けましておめでとう!」とは言えません。

ただ、ダルマのように「七転び八起き」の精神で、転んでも必ず起きてくれることを願っています。

2019年も頑張っていきましょう!

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