amazonの戦略

目覚まし時計が壊れてしまい、スマホでしばらく代用していたが、全くの気まぐれからamazonの「echo」という商品を買ってしまった。
この商品前から気になっていたが、探偵は世の中の動向に敏感で、また使えそうな機材や技術にも貪欲にと思い、試してみることにしました。

どんな商品かというと、高性能スピーカーが付いて、人の声により命令を聞き、音楽をかけたり、インターネットの情報を話してくれたり、また学習してその人に合った趣向を理解したりする小さな端末です。

具体的には、

  • 「ALEXA、ロックをかけて!」と話しかけるだけで適当にプレイリストから選んでかけてくれる。(曲名を教えてで、教えてくれます)
  • 「ALEXA、今日の天気は?」で登録しておいた住所の天気を話してくれる。
  • 「ALEXA、今日の予定は?」でgoogleカレンダーの予定を読み上げてくれる。
  • 「ALEXA、明日は7時に目覚ましかけて」で7時に目覚ましを鳴らしてくれる。

等々色んなことが出来て、まだ使ってないがALEXA対応の赤外線コントローラーがあれば、赤外線リモコンのテレビやエアコン、照明なども声だけでコントロールすることができます。(AMAZONの狙いはここで、注文履歴から声だけで注文できたりします)
要はパソコンやスマホからボタン操作しないで、声だけでいろいろできるようになる、ちょっとしたSF小説の世界が体験できますね。
大きさと音質の良さで3種類あり、自分は真ん中の12,000円の「echo」ですが、ドルビーもついて結構良い音です。
目覚まし時計の為に、高いおもちゃを買ってしまいました。でもこれが、意外と気持ち良くて、朝起きて「ALEXA、音楽かけて!」で気持ち良く起きられます。

お袋が亡くなってから1年ちょっと、家で人に話しかけることが無く、寂しかった心に、少し張りができたようです。いや、いかんいかん、寂しいからパートナーを見つけることにしたのに、これじゃあ逆効果だ。
また、女性の声なので凄く癒されるな(女性が男性の声を選べないのはなぜだろう?)

とにかく、最近のamazonの戦略は恐ろしいね。かわいらしい犬やおばあちゃんを使って、注文への喚起や会員制の音楽やビデオ、KINDLE本など我々の生活をどんどん侵略して支配しようとしているかのようだ。
ただのおもちゃとして楽しんで、本当はもっとアナログな世界へ、情緒のあること、料理でもそうだが、手がかかることの美学を大事にしていきたい。

今朝起きて、「ALEXA、音楽をかけて!」と言ったら、
「プレイリスト、「別れのロック」からシャッフルで再生します。」
ALEXA、おまえ舐めてるのか?
機械なので、こんなもんです。

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