夏バテ

夏バテ 張込み

猛暑日が続いてますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
群馬県も、体温越えの日が連続していて、さすがにグッタリですね。
ブログも、更新する気力が薄れてご無沙汰です。

ここ数日は、まさに異常で熱中症ぎみで体調悪いですね。
しかも、この歳で首筋や頭の後ろに汗疹ができて、痒くて引っ掻いてしまいその傷が痛いんです。
ご承知だと思いますが、真夏の車内はエンジン切った状態で、2,30分で60度ぐらいになるそうです。
ダッシュボードは、70度を超えるみたい、、、。
この前は、調査でエンジン切った車内で1時間半動けず。(対象者早く出てきて!)
つい忘れて、ダッシュボードに置きっぱなしにしていたタブレットに、その後しばらく触ることもできませんでした。

体中の汗腺から汗が噴き出してきて、まるでサウナに入ってるみたい。
普通金払ってサウナに入るけど、自分たちは金もらってサウナに入ってます。
金もらってダイエットができるなんで、なんて良い身分なんだ(こうでも思わないとやってられません)
でも、依頼者の顔を思い浮かべると、不思議と我慢できるんです。

依頼者にとって、探偵に依頼する時期って、大部分の人がその人の人生のどん底の時期だと思います。
厳密にいうと、そのどん底から少し吹っ切れた時でしょう(人に相談する勇気と行動がとれた訳ですから)
だから、確実にここからは人生が必ず浮上するんです(これより下はないので)
ただ浮上するだけではなく、自分の調査によってもう一度心の安定を取り戻してもらいたい。
自分とかかわった人には、絶対幸せになってもらいたい。
そう思って、日々調査を頑張っています。

なんか暑さのせいで、頭やられちゃったかな。硬い文章になってしまった。
今回の大雨で被災した西日本の方々を思うと、心が痛いです。
この暑さにも負けないで、何とか生活を復興してください。
ありきたりの言葉しかありませんが、頑張ってください。
自分は、大勢の為に、地域の為に、社会の為に何かをするというたいそうな人間ではないので、一番身近で困っている1人の依頼者の為に全力を尽くします。

梅雨明け

伊香保温泉 張込み

関東甲信地方の梅雨明けが発表されました。
6月の梅雨明けなんて、観測史上初だそうですね。
今週は、群馬県は月曜日から今年初の猛暑日(35度越え)でしたので、納得ですね。

群馬県は暑いというのは、最早全国的に有名になりつつあり、天気予報でも2,3度の違いがありますが、県外から来た人は、体感的にもっと違いがあるようです。(熊谷の人は感じないでしょうが(笑))
6月に入り、案件が重なったりして県外から調査を手伝いに来てもらうこともありまして、今週来てもらった仲間は、「群馬県は暑過ぎる。」とかなりこたえたらしい。
自分も、まだ心の準備が追い付かず、ぐったりしています。

以前記事で、探偵の夏の張込みの大変さを書きましたが、今年は夏が長そうで、注意が必要ですね。
今週もうだるような暑さの中、尾行してた対象者が渋川へ向かっていました。
県外の仲間に「伊香保温泉でも行ってくれないかな。そのまま榛名湖でもいいや。標高があるからだいぶ涼しいから」と言ったら、ドンピシャ伊香保温泉へ。

木陰に車を止めて、窓を開けると涼しい風が心地よく、エンジン切っても我慢できました。
榛名湖へは行きませんでしたが、一時の清涼剤となり、なんとか乗り切れましたね。
行動調査もしっかりできたし、県外の仲間に清芳亭の湯の花饅頭をお土産に持たしてあげました。

湯の花饅頭 清芳亭

今では当たり前の茶褐色の温泉饅頭ですが、伊香保温泉が発祥の地と言われています。
鉄分が多く、茶褐色の源泉の色からデザインされたらしく、「子宝の湯」とも言われています。
(浮気ではなく、幸せなカップルに来て欲しい温泉ですね。)

何はともあれ、この日差しが続けば、今年も顔が日焼けで真っ黒は免れそうもありません。
肌の曲がり角はとっくに過ぎてますが、毎年日焼けで顔のシミが気になります。(もともと遺伝でそばかすがあるので、余計です。)
この時期、やけに顔が黒い人は、探偵かバイク乗りですね。
あなたの周りで、手袋の日焼け跡が無く、顔だけがやけに日焼けしてる人がいたら、それは「探偵」かも知れませんよ!

ストーカー被害と年齢

ストーカー被害 ばあちゃん

昼過ぎから落雷と急な雨。
自転車での出勤を悔やんでいたら、一本の依頼電話がかかってきました。

「あ、シークレットジャパンさん? 頼みたいことがあるのよ。」
『どういったご用件ですか?』
「実は十数年、ストーカー被害にあってるのよ。」
『十数年ですか。それはずいぶん長い間ですね。大変だったでしょう。』
オウム返しの後、相手の気持ちを代弁して話を広げさせる高等テクニックで切り返した(おおげさか(笑))
でもその後、このテクニックをすぐ後悔する羽目に陥ったのです。

「そうなのよ、私は今、79歳で年金暮らしなんだけど、17年前に夫を亡くしてね、61,2だったかしら、そのころはお店を切り盛りしてて~~~ああでもない~~~こうでもない、、、、、それでね、~~~」
(やばい、火を点けてしまったらしく、機関銃トークに早くもグロッキー状態。)

要は、このご婦人、未亡人となってから現在に至るまで、ずっといろんな人や組織に付きまとわれていると言うのである。
外に出ると、いつも同じナンバーの同じ車がよく止まっていて、通り過ぎると小さくクラクションを鳴らして、もう1台の車に合図しているらしい。
スーパーに買い物に行っても、美容院に行っても、誰かが付いてきているのだそうだ。

『スーパーにもですか。しつこい人たちですね。どうしてそこまで付きまとうんでしょうね。』
(しまった、また使ってしまった。)
「それは、その、つまり、はっきり言って私が魅力的だったんでしょう。でもね、いまじゃあ年金暮らしのしがないおばあちゃんでね、でもいい加減頭に来てね、仕返ししてやりたいのよ。警察にも行ったのよ、そうしたら全然相手にしてくれないし、婦人110番みたいな電話相談も教わったけど、全然話にならないわ。それでね、~~~ああでもない~~~こうでもない、、、、」
(だめだ、だれか早くタオル投げてくれ!)

俺の悲痛な叫びも虚しく、このご婦人の熱弁は2、30分ほど続いたであろうか。
結局何が言いたいかといえば、警察でも相手にされないし、近所でも呆けたばあさんと思われてるし、あなたに調査して欲しいということです。
今は年金暮らしでまとまったお金はないが、証拠をつかめば、慰謝料を取れるから、それで調査料金を払うと言うのです。
う~ん、何とも困った依頼ですが、このご婦人、不思議なのは、自分を客観的に見て評価したり、相手がどう思ってるかも的確に理解していることです。
自分は、父親によって認知症の酷さも経験してるが、この人はすごく軽度で、ストーカーされているという妄想以外はとてもまともでした。

ちょっと会ってみたくなりましたね。きっと若い頃は本当に綺麗で魅力的だったのだろうと想像しました。
付きまとわれていたのも事実かもしれません。(十数年や現在もは、違うでしょうが。)
「高崎フリモ」の広告がカッコ良かったから電話する気になったと言っていました。
(おばあちゃん、ありがとう!)

『すいません、難しすぎて自分には無理です。』と丁重に断ると、「そう、残念ね、探偵さんなら出来ると思ったんだけど、、、。お忙しいところ、すいませんでした、ではおじゃましました。」

『あ、ちょっと待ってください。自分は母親と暮らしてたんですが、去年88で旅立ってしまいました。母は、80代でNHKの放送大学をやりだして、「この年で大学生よ。」と楽しそうでした。いくつになっても、楽しいことは見つかりますよ!うちは、相談無料だから、困ったことがあったら、また連絡していいですよ。』
思わずこんな事を、、、。(明日から少し不安です。)
このご婦人、なんか樹木希林を想像してます。
すいません、無断で記事にしてしまいました。
早く心の平穏が訪れることを願ってます。
樹木希林

盗聴器発見について

盗聴器発見

ついに梅雨入りしてしまいましたね。
バイクはマンホールとかで滑りやすいし、傘で証拠写真は撮りずらいし、嫌な時期です。
群馬県はダムもあり、雨は必要なことは確かですが、空梅雨を期待してます。

最近、盗聴器・盗撮カメラを取り付ける問い合わせがあったりして、盗聴器発見業務について少し触れておきたいと思います。
ホームページにも広告にも載せてはいますが、滅多に依頼は来なくて、それは多分「盗聴110番」のような盗聴器発見の専門業者に依頼してるからではないだろうか?(「水漏れ110番」と同じ感覚かな)
一口に盗聴器といっても、大きく分けると有線式と無線式があり、一般的な無線式もアナログ電波・デジタル電波があるし、盗撮カメラも含めて、すべてに対応するのは至難の業です。

自分も無線式のアナログ波の発見機材しかありません。
こんなことを書いたら、それで広告出していいかげんだと思われるかもしれませんが、論理的に説明できるんです。
まず、有線式ですが、これは無線の技術のなかった時代の盗聴方法でマイクやコード、配線など目立つし、取り付けも時間と労力がかかりすぎるし、発見されてコードを辿ればすぐばれてしまうので、現代では使用されてないでしょう。

また、無線のデジタル盗聴とは要は昔の携帯電話を使った盗聴方法で、通常の発見器では感知できないので、一時期は需要があり高く取引されてましたが、今ではほとんどないと言っていいでしょう。所詮携帯電話なので、バッテリーが切れれば駄目なので大型バッテリーが別に必要だし、費用対効果は薄いです。
それに、昔はプリペイド携帯みたいに身分証無しで買えたが、現在は身分証が必須なので、ばれたらすぐに身元が知れるので使われなくなってるはずです。
デメリットを考えれば、自ずと絞れますよね。
探偵 忍者 すいとんの術

このような理由で、無線式のアナログ波のみの対応で大丈夫という判断です。
それに、国家間のスパイ目的や政府の要人からの依頼などでなく、一般の人の場合、そんなに費用のかかる盗聴を行うことはないでしょう。
普通に販売されている無線式盗聴器でも、受信機とのセットで買えば5万~7万ぐらいかかり、電気の三又変換器やアダプタを模した精巧なものが出ていて、それが発見できれば、ほぼ100%防止できると思います。

しかし、最近はマイクのついた盗聴もできる盗撮カメラが安価で販売されていて、困ったものです。ただ、こういったものはバッテリーや記録媒体の問題で、定期的な取り換えが必要であり、家族や自由に出入りできる人間に限られます。
とは言え、電波の出てないこうした盗撮器が1万程度で売られていて、年間何十万と取引されている現状を見ると、こうした精巧な盗撮カメラを発見する道具は必要になってきますね。ボタンや小型バッテリー、車のキーレスリモコン型など、ほんとに分からないので、これはいたちごっこの様相です。
それに、スマホやiphoneの盗聴アプリもあり、危機の対策というより、家族や身近な人ほど危ないと言えるのか。
情報が漏れていると感じたら、まず家族や1番の知人を疑えということだろうか。
何とも悲しい世の中ですね。

小型盗撮カメラの対策は、近々何とかしたいと思います。
あと1つ言いたいのは、盗聴器を疑って問い合わせをしてくる方は、精神的に病んでいる人が多いです。
思い込みや妄想癖があったりで、まず冷静になって家族や仲の良い友達に相談してみることをお勧めします。
自分の身の回りに、身に覚えのないものがあるかどうか、それを盗聴器の販売サイトなどで照らし合わせてみてください。
また、引っ越した時に最初からあったものなどは疑ってみたほうがよいでしょう。
映画「クローズドノート」のようにこころ洗われるような話は惹かれますが、それが電気コードであったら、処分してしまうのが安全です。

それでも心配ならば、ご相談ください。
薬を出してお金をとるようなことはしませんので(精神科医を敵に回す気はないですが、、、。)

探偵の立場

探偵の立場

自分は最近余りテレビを見なくなりましたが、さすがに日大と関学のアメフト問題は知ってます。
なぜ、ここまで連日のようにニュースや情報番組で追い続けるのか?
まるで社会問題のような扱いだし、世間でも関心が高いからだろうか?

自分なりに分析してみると、やっぱり人間って勧善懲悪を求めたいし、好きであり、ヒーローものはテレビでも映画でも色褪せずに世界中で作られ続けています。
今回の日大の監督とヘッドコーチは、さしずめ水戸黄門の悪代官とせこい商人といった図式だろうか。

日大アメフト問題

しかし、自分はこの裁定で納得してしまっていいんだろうかと思います。
悪代官と越後屋は一番重い処罰は当たり前だが、悪質なタックルをした選手は、可哀そうな町娘ではないでしょう。
あの堂々とした顔をさらす記者会見は、内部告発をやり遂げた度胸は認めるが、個人的に好きになれない。
もし、監督やコーチに「ナイフを忍ばせておいて、刺してこい」と言われたら、あの子は従っただろうか?
そんな事はするはずはないし、だったら自分の意思も入ってるはずで、世間から同情されたいという打算が見え隠れするね。

探偵という仕事について考えてみても、このタックルをした選手を重ね合わせて見る必要がありそうです。
我々探偵も、依頼者の利益を守るために仕事をするわけですが、探偵業法という法律もあるし、法を犯したり、その他の人を傷つけたり権利を迫害してまで、依頼者に尽くすべきではないでしょう。
また、面談において、依頼者の人柄や目的に納得して初めて依頼を受けるべきです。(今までにも、犯罪者の依頼を受けてしまった探偵がいます。)

それに、一般の人に対する態度や言葉にも、十分気を配る必要があります。
例えば、住宅街で長い間張り込みをしてると、常に不快に思われたり、不審者に思われる危険があり、通報された時の言い訳も常に考えています。
もし警察に通報された場合は、警察官にだけは認可された探偵であることを言って、通報者には口止めしてもらい、通報者や地域の人には、「両親に頼まれて、連絡のつかない息子さんの友達で、このあたりにいる情報です。」などと嘘をつき通します。

それは、対象者にバレてしまわないように、また対象者が変な好奇の目で見られないように配慮するためです。
探偵は、あくまで依頼者の利益を守る仕事で、社会的な制裁や裁きは裁判所や警察の仕事でしょう。
そうゆう目で見ると、このヘッドコーチは監督への配慮も感じられるし、監督と同じ罰則は厳しすぎやしないだろうか?タックルした選手と同じ立場ではないだろうか。

顔が厳ついからと言って、少し可哀そうな気がしますね。
どちらにしても、スポーツの世界にとどまらず、この問題は氷山の一角であり、自分にも当てはめて考えるべき問題だし、だからここまで関心を集めるんでしょうね。
とにかく私たちは、自分たちの保身の為に、依頼者を裏切ったり情報を漏らしたり、他人に迷惑をかけないよう最大限の注意を払って仕事をすることを肝に銘じたいと思います。
余談ですが、由美かおるの入浴シーンはいいね!
水戸黄門 入浴シーン

張込みと季節

探偵 張込み

そろそろ梅雨入りの足音が聞こえてきましたね。
この時期になると、だんだん憂鬱になってきます。
蒸し暑い夏が、探偵の仕事の一番のきつい時期なんです。でも、外回りの営業とか工事関係者等、外の仕事はみな同じでしょうけどね。
炎天下での張込みも地獄ですが、車での張込みも夜中や住宅街等の配慮で、エンジンをかけておけない状況も多く、暑いからと言って開けておくと蚊との戦いになるし、頭痛いです。
冬はたくさん着れば何とか我慢できますからね。

雨も、車内から写真撮る時にウィンドウの雨粒にピントが合ってしまい、人物がピンボケという失敗を犯しがちだし、かと言ってカメラも水に濡らしたくないですからね。
自分はサランラップをいつも常備していて、どんな状況でも諦めずに証拠を撮りますよ。

この時期、「北海道は梅雨がなくていいなぁ。」と思いますね。しかもあの何とも言えないゴキブリもいないし、羨ましくなりますね。
寿司などの海産物にラーメン等、美味いものだらけです。(でも、自分は大型トラックで長距離の仕事で真冬の北海道の厳しさを熟知してるので、住みたいとは思いませんが、、、。)

こんなことを考えてたら、高島屋で「北海道物産展」を見つけてしまい、思わずロイズの生チョコレートを買ってきてしまいました。
初めて口にした時は、感動して一気にファンになりました。甘すぎず、お酒の香りがプーンとして、後味もすっきりしていて、しばらく楽しめそうだな。
六花亭のマルセイバターサンドもあったな。(ダメだ、だれか止めてくれ!)
ちなみに、このマルセイバターサンドは価格設定がおかしくて、4個入り500円、5個入り650円?うん?
16個入りも4個入りを4っつ買ったほうが安い。(訳わからない。旨いから許せるけど)
ロイズチョコレート

今、事務所を訪れれば、もれなくこのアイスコーヒーとロイズのチョコレートのセットで相談に乗りますよ!

3,4日で一人で平らげてしまうので、お早めに!(^^)!

探偵事務所の電話工事

探偵事務所

事務所を移転して、もう1ヵ月以上過ぎましたが、やっと本日電話工事が完了しました。
なんで1ヵ月以上かかったかというと、ゴールデンウィークに工事が立て込んでたのもあると思うが、高崎駅周辺は景観も考えて電柱が地下にある為に、時間がかかったとのプロバイダの言い訳です。

どんな事業も自由化は大切だし、通信事業も自由化は良いことだと思うが、今回納得いかないことだらけです。携帯番号に関しては、何年も前からポータビリティー制度で会社を移っても電話番号は変わらないサービスとなっているが、固定電話はできる番号とできない番号があるそうです。
どうもNTTで発番した電話番号は引き継げるが、auで発番した電話番号は引き継げないということです。自宅の固定電話はNTTで発番したが、光回線をauで引いて光電話にして、その光電話にフリーコールを付けて会社用にしてました。
今回事務所の移転で、フリーコール番号をそのまま引き継ぎたかったのですが(名刺や情報誌の広告で既に宣伝済の為)、できませんでした。

固定電話ごと引っ越せばできるような話でしたが、それはそれで自宅としていろんな人に教えている番号だし、今更変えるのは具合が悪いですよね。
自分の場合は、au光電話を事務所のau光電話に移転するならもしかしたらできたらしいが、ビルの3階以上については、NTTドコモの独占でauの選択肢がないらしいです。
また、電話番号の発番って、システムが割り振った3つの選択肢からしか選べないようになっている。フリーダイヤルについては、新しい0800については、下4桁は空いている好きな番号を指定できます。
しかし、一旦解約して、また選べるかどうか疑わしい。
なので、今回発番した電話番号は、FAXでしか使わない番号で、会社にかかってきた番号は家の電話から自分のスマホに転送して使うという訳の分からない仕様になりました。
早く固定電話にも平等に、ポータビリティーを取り入れて欲しいね。(昔の電電公社の名残なのか、その利権の牙城を崩すのは、大変そうだな)

しかも、また事件です!

NTTの工事の人が言うのには、地下から伸びてきているはずの光回線用のホースが4階には来ていないらしい。(不動産屋さんに電話確認時には大丈夫と言われたが、、、)
その後改装工事を請け負った建築会社を教わったが電話に出てくれないし、工事の人も忙しいらしく、「参ったな、他の現場を回ってる間に連絡待って後回しにします。」とダクトも開けっ放しで帰られてしまいました。
冒頭の写真です。(FAX付き電話、無線ルーターで準備万端だったのに、、、。)

待ってる間暇だったので、中を覗いてみたらこんな感じです。

ダクトの中

うわ~、なんか怖いな。配管やら電線やら訳わからないし。

でも、なぜか映画「レオン」の終盤の山場のレオンとマチルダの別れのシーンが頭をよぎって、思わずパシャリ。もしかしたら俺も、ここから脱出するような目に合うかもしれないし(映画の見過ぎだね)

まあ、何はともあれ3時間待ちぐらいで、その後開通しました。結局は改修工事のミスで4階の光回線用のホースが3階まで落ちてしまってたらしい。

一悶着あったが、電話と光回線が繋がって、事務所もほぼ整いました。
移動式のブラインドの間仕切りも組み立てました。(これが無いと外から丸見えで、この前も向かいのマンションの洗濯物を干してる奥さんと目が合っちゃいました)
後はソファーセットが欲しいな。出来ればソファーベッドがいいかな?
高崎駅周辺で飲んだ時、泊まれるしね。
センスある 探偵事務所

浮気の結末

浮気 探偵 病院

白状すると、普段調査する側ですが、最近浮気をしました。

と言っても、通う病院の浮気です。どうも父親から前立腺肥大という病気を受け継いでしまったらしく、2,3年前から夜の頻尿に悩まされて、泌尿器科に通院して薬をもらってますが、ある理由から病院を変えてみました。

その病院が記事にしたくなるほどの施設なんです。まず、外観は築何十年かという建物で、中に入るとタイムスリップしたかのような昭和感なんです。今時珍しい手書きの病気の説明やら受付の看護婦も瓶底眼鏡で、危うく噴き出すところでした。

病院の診察道具

診察にきた先生も、一種独特のオーラを放っていて、いきなり「そこに寝て、ズボンとパンツを膝までおろして!」と、、。「はぁ?」泌尿器科なんで仕方ないが、なんか屈辱だよね。(昔、痔になった時、診察台でパンツまで下ろして四つん這いになり(いわゆるグラビアアイドルの女豹のポーズ)、先生がリモコンを操作したら、そのままの体勢で診察台が上に上がった時以来の屈辱感)
まあでも、タオルをかけてくれたので良しとするか(でも、若い看護婦の視線がやけに気になり、この病院大丈夫なの?)

その後がさらに衝撃的でした。前立腺肥大の写真入り医学書のようなものを持ってきて、「この写真を指差して指を写真に押し当てて下さい。」と言われてその通りにすると、その先生は金属の細長い棒で、その先に金属の玉が付いてるやつを、まるでダウジングのように、俺の指のところで振り出しました。
「次は、この写真を指差して!」と、また真剣な顔でダウジング、これを4,5回いろいろな症状の写真で繰り返してから、一言。

「君は前立腺肥大の症状が出ていない。」
う~ん、何と答えてよいやら、、、。呆気にとられたが、最近本当に夜中に一度もトイレに起きなくなり、治ったんじゃないかと淡い期待をしてたが、本当に治っていて、この人、凄い人かもしれないと思い始めました。
「薬を止めてみるのも、一つの手だね。一応家の前立腺肥大用の薬を出しておくから少し様子を見ましょう。」ということでした。

それから1週間ぐらいその薬を飲んだが、全く今まで通りに頻尿症状も出なかったので、先生に言われた通り、薬を飲むのを止めてみました。
がしかし、2日後にはまた頻尿の症状が、、、。残念ですが治ってなかったようです。浮気をすると、このように得てしてつけが回ってくるものです。気を付けましょう。

不思議なことに、こんな面白い病院の口コミがネット上に1つも見当たらないんです。どういうことなんだろう?
ひょっとしたらこの先生、凄いハッカーで全て消しまくっているのか、それともダウジングの力なのか。
一回浮気したので、元の病院へは行きづらいし、違う病院を探します。このダウジング病院へは2度と行かないのは言うまでもありません。

盗撮 について

盗撮について

前回顔の割れた対象者に対して、警戒するあまりスマホで動画を撮るのが精一杯で、依頼者からは褒められたが、プロとしては納得する訳にはいかず、新たな証拠撮りのグッズを手に入れました。
冒頭の写真をよく見ると、黒いカバンに穴が開いてますが、手やタバコの箱から分かる通り直径3ミリの小さな穴で、ここから写真やビデオが撮れます。

今では防犯グッズもすごく充実していて、このぐらいの偽装カメラは2,3万も出せば手に入りますが、みんな広角で撮りっぱなしにするもので、ズーム機能などありません。
自分が手に入れたものは、特殊なレンズで高解像度のカメラやビデオカメラに付けて使用することで、そのカメラのレンズやズーム機能を損なわずに全て利用できる優れものです。

写真 ケラレ

このように数センチあるレンズを3ミリのレンズに変換する為に、写真用語でいうケラレ(外側にフィルターやカバーの影などが写ってしまう)がひどいが、もっとズームで寄れば鮮明な部分がほとんどになります。

ただ、ピンホールカメラの原理と同様に上下逆さまに撮影しないと正像となりません。

ピンホールカメラ 原理

カメラの歴史を紐解く上で重要で、この小さな穴から差し込む光が部屋の壁に像を逆に写すという現象は、石器時代から人類は知っていたという説があります。
このことが、石器時代の壁画なども、遠近法がしっかりしてたり、動物の姿を忠実に模写出来た理由かも知れません。

石器時代にも思いを馳せてはみても、自分が撮るものはドロドロした現代の病巣であり、この精巧なカメラの使い道で萎えることがありますね。秋葉原でこうした商品を見て回る時も、メイドカフェ、くのいちカフェ(最近流行ってるらしい)をかすめて、全く看板のないマニアックな店などで、「自分は絶対に変態に思われている」と感じながら品定めをしてます。(いちいち、「自分は探偵です。」などと言い訳してないので)

しかし、こうした商品は「探偵業届け出証明書や警察手帳」がなければ販売しちゃいけないと思うな。一応どの店も「盗撮目的の方には販売いたしません」などと大きく貼ってありますが、全然売ってるし、、、。(だいたい、「盗撮の為に買いに来ました」なんて馬鹿が何処にいる?)

まあ需要があるから、こっちも安く手に入る訳ですが。だから、お店も出さないし、商品も載せません。せめて犯罪抑止に協力しないと。
でも、写真とは「そのものをそのまま写す」訳ですから、探偵とは「真実を提供する職業」ではないでしょうか。(無理やりまとめました(笑))

変装について

探偵 変装

最近では、ゴールデンウィークの時期に真夏日(気温30度越え)でも、全然驚かなくなりましたね。
事務所への荷物の搬入で、汗だくで、事務所のエアコン全開です。業務用のエアコンがついてて強力ですが、電気代が恐怖ですね。

こんな中、ある人の浮気調査を頼まれました。しかし、問題はその対象者に自分が面が割れている(2,3回会ったことがある)ということです。こんなことは初めてで、普通なら仲間の探偵に頼むところだが、だれも都合がつかず自分で調査しなければならなくなりました。

変装の極意って、どうゆうことだと思いますか?
やみくもに顔や服装を変えたり、隠すことではありません。

変装 極意

こんな変装では余計に目立ってしまいます。
都会の電車の中では、これでも大丈夫ですが、田舎では全然だめですね。
変装とは、その場の状況に応じて景色に溶け込むことが重要で、今回のように自分を知っている人の場合は、自分の印象と180度違う変身が必要です。

自分は普段バイクに乗っていることが多く、この人に会った時も、いつも革ジャンとジーパンというイケイケな格好だったので、スーツにブリーフケースでクールビズのサラリーマンが打ち合わせでその場所を訪れているといった感じを装いました。

案の定、対象者には気付かれなかったが、建物内ではスマホで動画を撮るのが精一杯でした。最近のスマホはカメラ機能も充実してるが、やはり性能の良いデジカメには及ばないし、動画から写真に切り取ったりトリミングして引き延ばしたりした場合、裁判での証拠レベルには無理ですね。

こうゆう面識のある人物、または警戒心の強い相手に、いかに気付かれずに証拠をとれるか、グッズの改良が必要だし、これからの調査に役立つ良い経験をさせてもらいました。

どんな難しい案件もシークレットジャパン群馬にお任せください。